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祝!第12回日刊スポーツドラマグランプリ “主演男優賞・大野智” [魔王]

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     第12回日刊スポーツドラマグランプリ
       主演男優賞:大野智(魔王)


     おめでとうございます!! いや〜実にめでたい♥


デカデカ日刊スポーツ に載っております!!
左手にはトロフィー、持ってますよぉ〜。


『歌のおにいさん』 でも 11位 にランキングされてます。
 重ねておめでとうございます♡ 素晴らしい。


世代別でも、10・30・40代1位。
(20代は亀梨くんが1位です。)
40代では 1000票 近くも入っていて、やはり目の肥えた方には・・・
彼のような プロフェッショナルなお人 は・・・ 萌えですね(笑)


今日から毎日、各賞受賞者が順次発表されていきます。

    4/27 主演男優賞:大野智
    4/28 主演女優賞:宮崎あおい
    4/29 助演男優賞:錦戸亮
    4/30 助演女優賞:上野樹里
    5/01 作品賞  :魔王


 本当に嬉しいです。 次回の大野智作品が楽しみだ。


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『魔王』4冠!! 日刊スポーツ・ドラマGP 夏ドラマ選考。 [魔王]

我が家、愛読の日刊スポーツ。
昨日の記事に夏ドラマの投票結果が掲載されておりました。

まずは... 投票結果から。


    <日刊スポーツドラマGP夏ドラマ投票結果>

  <作品賞>

     1. 魔王           12567票
     2. コード・ブルー       7719票
     3. 33分探偵         1322票
     4. 篤姫            723票
     5. シバトラ          454票


  <主演男優賞>

     1. 大野 智(魔王)          10355票
     2. 山下 智久(コード・ブルー)     7857票
     3. 生田 斗真(魔王)           2706票
     4. 堂本 剛 (33分探偵)       1403票
     5. 小池 徹平(シバトラ)         465票


  <主演女優賞>

     1. 宮崎あおい(篤姫)            8226票
     2. 志田 未来(正義の味方)        4747票
     3. 米倉 涼子(モンスターペアレント)   2078票
     4. 永作 博美(四つの嘘)          1879票
     5. 栄倉 奈々(瞳)              1862票


  <助演男優賞>

     1. 田中 圭 (魔王)          3889票
     2. 柳葉 敏郎(コード・ブルー)      3227票
     3. 浅利 陽介(コード・ブルー)      2275票
     4. 劇団ひとり(魔王)          1788票
     5. 石坂 浩二(魔王)          1669票


  <助演女優賞>

     1. 小林 涼子(魔王)        6038票
     2. 比嘉 愛未 (コード・ブルー)     2126票
     3. 戸田恵梨香(コード・ブルー)     2062票
     4. 多部未華子(ヤスコとケンジ)     1860票
     5. 新垣 結衣 (コード・ブルー)     1743票


    『魔王』4冠!! おめでとうございます♥



魔王とコード・ブルーは中間報告の時点で、かなりの接戦でした。
しかし・・・

 作品部門でも 4848票差。
 主演男優賞では大野智くんが1万票以上を獲得する圧勝!!
 W主演の生田斗真くんも3位に。
 助演男優賞でも田中圭くんが1位で、4位、5位も劇団ひとりと石坂浩二さんが。
 助演女優賞も小林涼子さんが1位。

みごとな4冠達成となりました♥
各部門の上位5位までが、来年4月実施予定の年間最終決戦にノミネートされる。


ウェブからも携帯からも投票できます。
是非、魔王と出演者(大野智♡)を宜しくお願いします(笑)


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魔王が終わって2回目の金曜日。 [魔王]


金曜日が来ると、やはりさみしい・・・


なんかいいネタないかなぁ? って思っていたら
『魔王』 でタロットを監修されていた ステラ薫子先生のblog
大ちゃんの事が書いてあったので、嬉しくなって記事にしました。


ステラ薫子先生は、パーティーに出席される出演者やスタッフの方々
約145名 の方に魔王のエンディングにふさわしい白い封筒に
1人1人の生年月日から割り出すパーソナルカード
2009年のイヤーズタロットカードをメッセージを添えてプレゼントされたみたいです。


凄いですねぇ~。 大変ですわ。
きっと、こんなのあったらテンション上がっちゃうなぁ[グッド(上向き矢印)]


ちなみに・・・ 大ちゃんは先生のところへ来て

「僕のイヤーズカードは “宇宙” だったけど…どうなるのですか?」

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と聞いてきたみたいです。

「 これはあなたにとって最高の年になること間違いなし!
 そして “カツオ” ではなく “マグロ” がとれるわね!」 と言ったら

「えっ、それは今年にやりたいんだけど…」 と大ちゃん。

その時の子供のような大野君の笑顔が忘れられません。
この素顔の大野君から、あの素晴らしいパワー
そして演技力が出てくるとは思えない程です。
心の奥底に力強いカリスマを持っている方だなとつくづく思いました。


と書かれていました。 う~ん。 なんか、めちゃめちゃうれしぃ~!!


そして、打ち上げの中で
魔王がどれだけ世の中の人を感動させることができたのか?
ということの報告があったらしく・・・

TBSの番組サイトでのアクセス数が1位!! だったり・・・

1月に販売されるDVDの予約もかなり多い!!


らしく、ドラマが終了してもまだまだたくさんの人が注目しているようです。
って書いてありました。

未だに、魔王のない金曜日を悲しんでるんですから
みなさん、そうでしょうね。


こんな記事を見つけて、happyになっているbluemiなのでした。



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魔王のホームページ。 [魔王]

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ついに、金曜日がやってきました。

22:00~魔王が始まらない金曜日。

さみしくて仕方ない金曜日。

朝には必ず大ちゃんから迷惑メールが来る金曜日。


もちろん、魔王ファンなら、一度は番組ホームページを見られたことがあると思います。

ドラマ好きな私としては、かなりこのHPを見ていました。

しかし、この 『魔王』 のホームページ はじつに素晴らしかったです。


いろんな情報がたくさんUPされておりました。

私は中でも 協力プロデューサー 渡辺良介  強力 魔王観察日記

裏魔王 ・ 現場レポート  が大好きでした。


本当に読みごたえがあり、大満足でした。

そして、なぜ急にホームページの事を書き出したかと言うと
渡辺良介さんの最後の魔王観察日記がとても良くて
読んでいる途中に泣いてしまいました。

ドラマを見て泣くのは、よくあるんだけど
HPを見て泣いたのは・・・ はじめてかも。。。

とっても愛のある素敵な言葉でした。

まだ、見てらっしゃらない方、是非 → ここをクリック


ホームページはチームの愛のかたちですね。

TBSのホームページは本当に素晴らしい。
放送終了後のUPもかなり早い。

正直、フジにしても日テレにしても、 えっ?まだ? って事がよくあるのですが
その点、TBSのホームページはイイ。


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『魔王』 第11話(最終話) ドラマレビュー。 [魔王]

    第11話  “最後の対決 死が絆を引き裂く!!”
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   大野 智さま。 bluemi的 [ぴかぴか(新しい)]主 演 男 優 賞[ぴかぴか(新しい)] あげる!!
   あまりにも素晴らしく素敵な演技をみせてくれたので、個人的に贈っちゃいました(笑)




直人にタロットカードが入った赤い封筒が届く。
  次のターゲットは・・・ 直人。
 「成瀬は、最後に俺を殺すつもりです。」

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そこに薫がやってきて、取り調べ中の典良が、直人を呼んでいる。

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 「俺は・・ダメな兄貴だな。昔から、意気地がなくて。
  お父さんに、言いたいこと言うお前を、ずっと羨ましいと思ってた。」
 「何だよ・・ 急に・・」
 「俺は・・ いつもお父さんの顔色ばかりうかがっていた。
  お父さん、本当は、お前に後を継いでもらいたいんだよ。」
 「そんなことない。」
 「俺にはわかる。」
 「お父さんのこと・・頼むな。」
 「・・・タバコ、買ってきてもらえないか? 最後に一服したいんだよ。」

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直人が部屋を出ていこうとする。

 「直人! ・・・すまない。」


直人が出ていくと、典良は握りしめていた紙切れを机の上に置く。
そして、胸ポケットからタバコを取り出した。
それは、宗田殺害で使用した青酸カリ入りのタバコだった。
典良はそのタバコに震えながら火をつける。


タバコを手に直人が戻ると、典良は変わり果てた姿になっていた。
 「・・・兄貴!! 兄貴! 兄貴! 兄貴!!」
あまりに突然のことに、その場で兄を抱きかかえ、泣き叫ぶしかなかった...


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病院に栄作が駆けつける。
 「典良・・・ 典良・・どうしてお前こんな・・」
典良の手を握り締める栄作。
 「兄貴が・・ これを。」 直人が紙切れを差し出す。

ノートの切れ端には
 『お父さん ご迷惑をおかけして 申し訳ありません』と書かれていた。

最後まで芹沢家を背負って生きようとした一言。
 「バカヤロウ・・」
号泣する父を辛そうに見守る直人・・。

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 「直人・・・ 私を許してくれ。
  この世の全ての人を幸せに出来るなど、偽善者の思い上がりだと思っていた。
  誰かの幸せの影には、必ず、誰かの、不幸がある。
  それがこの世の道理だ。
  息子たちの幸せを守る道だと信じていた。
  この年になって、情けない・・。
  私の間違いが、典良を死に追いやってしまったんだ・・」

 「兄貴を・・頼みます。」

栄作はこれまでの自分の言動を悔い、謝罪したのだった。
初めて見る弱い父の姿を直視する事が出来ず、その場を去ろうとした直人に栄作は


どんなことがあっても、お前達2人は、私の息子だからな。


それは、20年以上もの間、父子の間にあった深い溝が埋まった瞬間。
部屋を出た直人は、父の泣き声を聞きながら声を殺して涙する。




警察署では、中西は領を見かけて頭を下げながら言いました。
    
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 「先ほど、芹沢典良さんが自殺されました。」
 「これもあなたの狙いなんですか?」
 「幼い頃の傷は、その人の一生を支配します。
  真中友雄は、17才という若さで、これ以上ないような悲しい経験をし
  その上、世の中の陰を知った。
  それが、彼を、恐ろしい怪物にしてしまったのかもしれない。」
 「ですが・・これだけはわかって欲しいんです。
  芹沢も、15の時から、11年もの間、罪を背負って生きている。
  真中友雄が・・あいつの辛さを一番わかってやれるはずです。」
 「・・・」
 「お願いします。 もう・・・ 芹沢を許してやって下さい。」


中西から予想外の典良の死を知らされ、頭を下げられたことで領は戸惑う。
そして、廊下で人知れず泣く直人を目にし、やりきれない気持ちになる。



赤いライトの下で直人の写真を見つめながら迷う領。
その迷いを振り払うように、壁に貼った写真を次々と剥ぎ取り・・・

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栄作は悲しみに暮れたままひっそりとした自宅に戻り、アルバムを開く。
二人の息子に囲まれて幸せそうに微笑んでいる自分の写真を見て思わず涙が溢れ出る。
そして、次の瞬間、突然苦しそうに胸を押さえ、その場に倒れてしまう!

    領の母親と同じ展開ですね・・。




いつもの道で領を待っていたしおりは涙ながらに訴えかける。

 「怖いんです! 成瀬さんが心配で。あなたに、何か起こりそうで。」

領は、しおりを見つめ そして歩き出す。
領の肩をつかむしおり。

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 「もうやめて下さい!なぜ暗いトンネルの中に住もうとするんですか?」
 「少しでいいんです!顔を上げてみて下さい。」
 「綺麗な木漏れ日が見えませんか?木々のざわめきが聞こえませんか?」
 「季節を感じ、 雨が降ったあとには、大きな虹が掛かることもあるんです。
  成瀬さんが進もうとする道には、こんな幸せな景色がありますか?」

その時、もう引き返すことができないと心に決めていた領は
感情を抑えることが精一杯で、何も言うことが出来ずにその場を立ち去った。



その頃、直人は父・栄作が電話に出ない事に不安を覚え・・。
  


領は葛西と面会する。
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 「宗田を殺した犯人は捕まってないんですか?」
 「・・ええ。まだ。」
 「そうですか・・。」
 「あなたの、保釈が認められました。」
 「保釈金は、私が。」
 「暴行教唆で、実刑になれば、外に出られるのに、何年掛かるかわかりません。
  少しの間だけでも、愛する人を大事にしてあげて下さい。」



 
直人が実家に帰宅する。
 「父さん? 父さん?」
するとそこにはぐったりと横になって倒れている栄作の姿が・・・

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 「父さん!!」

ようやく和解し、父とこれから色んな話をしたいと思っていた矢先の出来事。

 「嘘だ。嘘だ・・・ 父さんと話したいことが、沢山あったのに・・」

直人は冷たくなった父の胸で泣き叫ぶ。

直人 “ある決意” を抱き、立ち上がった。

兄が死に、そして父が死に・・・
直人は、11年前の領と同じ立場に。。。




保釈された葛西は、麻里に電話をする。

 「ありがとう。 一言、お礼が言いたくて。」
 「葛西君? 私、あの家を出ることにした。」
 「・・・ごめん!俺のせいで!」
 「私が決めたことだから。」
 「部屋で、待っててもいい?」
 「・・うん。じゃあ。」

希望を見つけて歩き出す葛西を、山野が悔しそうに見つめていた。





領の携帯が鳴る。  「・・・もしもし。」

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山野と会う領。

 「どうして葛西を釈放したんですか!」
 「彼はもう・・・ 充分苦しみました。」
 「まだ充分じゃない! あいつも僕をいじめてた1人なんですよ!」
 「あなたは、誰の為に復讐しているんですか?」
 「もちろん、英雄です。」
 「だったら・・・」
 「もういい! もうあなたには頼らない! 僕がこの手で・・仕留めます!」

ポケットからナイフを取り出す山野。

 「何をするつもりですか・・」
 「うるさい!」
 「やめて下さい!そんなことをしたら、英雄があなたを止めた意味がなくなる!」
 「・・・」
 「バカな事はやめて下さい。」
 「・・・」

迷う山野の手からナイフを受け取ろうとする領。

 「やめろ!」

次の瞬間、山野の持つナイフが領の腹に突き刺さる。

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腹部を抑え、その場にしゃがみこんでしまう領…。

 「・・あんたのせいだぞ! 僕の邪魔をするから・・」
 「もう・・ やめるんだ。」
 「うるさい!!」

山野は取り乱して、走り去っていく。


11年前、山野からナイフを取り上げた英雄。
そして今度は領が山野からナイフを取り上げようとしましたが、
領は刺されてしまいました・・。

領は復讐心に支配されきった山野を見て自分のせいで、魔王にしてしまった。
彼も領の作った被害者だと。胸を痛めたことでしょう。


葛西は麻里との新たな門出の記念にと指輪を買い、麻里の待つ部屋へと急ぐ。

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その時突然、背中に強烈な痛みが走り、倒れこむ。
地面に流れ出た鮮血を見て、刺されたことを悟る葛西。
視界に飛び込んできたのは、錯乱した山野の顔だった。

葛西の家では幸せそうな笑顔を浮かべて料理をする麻里。

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葛西はその場に仰向けになり、必死に指輪の箱へと手を伸ばす。
そして、そこに届かないまま麻里への想いを胸に力尽きる…。

そんな山野も、刺した後に錯乱状態でナイフを振り回していたため
警官に射殺されるという最後を迎えたのだった…。



しおりが帰宅すると、江里が紙袋を渡す。
 「さっき、成瀬さんが来て・・ しおりにって。」

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紙袋に入っていた手紙を読むしおり。
中には、領のオルゴールも入っていた。
しおりは領に電話をしてみる。

傷口を手で押さえながら、何とかベンチに座る領。
そこへ、携帯が鳴る。

 「成瀬です。 ・・・わかりました。」

直人は電話を切ると、険しい表情で警察を出ていく。

領への電話が繋がらず不安に襲われるしおり。
そこへ、中西から電話が入る。

 「芹沢から連絡がありませんでしたか?」
 「いえ・・ 今日は何も。」
 「そうですか・・。」
 「何かあったんですか?」

 「芹沢が・・無断で銃を持ち出したそうです。」
 「まさか・・成瀬に会いにいくつもりじゃ・・」

電話の向こうの会話に驚いたしおりは、領の手紙を手に家を飛び出していく。



   僕はあの日からずっと、1人きりで生きてきました。
   信頼とか、絆とか、そんなものは一切捨ててきたつもりだったんです。
   愛情や、人を思う気持ちさえも。 でも、そうではなかった。
   あなたはいつも、僕を見ていてくれた。
   あなたの温かな思いが、僕の心の冷たい棘を
   優しく溶かしてくれるような気がした。
   一番大切なものを、置き去りにしようとしていた僕に
   その無益さを教えてくれたのは、あなたでした。
   今までの過ちを捨て、新たな未来を、あなたと一緒に生きていけたら…
   あなたを近くに感じるたびに、何度そう夢見たかわかりません。
   でも、僕はもう・・・ 後戻りすることは出来ません。
   あと1人、どうしても死ななくてはいけない人間がいるんです。
   しおりさん申し訳ありません。 そして・・・今まで、ありがとう。


“あと1人、どうしても死ななくてはいけない人間がいるんです・・・”

そうつぶやく領。 それは直人ではなく・・・
自分自身だったんですね。

直人に自分を殺させ、ちゃんと殺人の罪で裁かせるため
そして、自分の復讐のためにたくさんの人を巻き込んでしまったことを抱えて
生きていくつもりなど、成瀬には最初からなかった・・ということでしょう。

ただ、自分の家族を奪った憎むべき男が
自分の仕掛けた計画で大切なものを失い
泣き崩れる姿を見たときの領の心境は、複雑だったようですね。
きっと、この十数年、ずっと描き続けてきただろう直人の姿だっただろうに
兄の死を目の当たりして泣き咽ぶ直人を見て、全然スッキリもしなかったんだと思う。
そんな自分に、怒りを感じてしまったのかも・・・



テレビからニュースが流れる。

 「今日夜8時頃、東京渋谷区の路上で、男性をナイフで刺した男が
  警察官に射殺される事件が起きました。
  射殺されたのは、出版社に勤める、山野圭太容疑者。
  山野容疑者は、会社員・葛西均さんをナイフで刺し殺し・・・」




領を呼び出したのは、直人だった。
傷口を隠し、痛みを堪えてその場所へ向かう領。
 
 「今・・・ 死ぬわけにはいかないんだ・・。」

そこは、11年前、真中英雄の事件が起きた因縁の場所。
直人はそこで背を向けて立っていた。

 「結末にふさわしい場所ですね。」と領。
 「最後の標的は・・・ 俺か?」
 「・・・」

直人が銃を寮に向かって構える。

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 「あんたの復讐は、未完成のまま終わる。 
  俺のせいで、沢山の人が死んだ。 親父や兄貴まで・・。
  俺のせいで始まった復讐だ。
  だから・・・ 俺の手で止めるしかないんだ!」

悲痛な思いを胸に、引き金に手を掛ける直人。
その様子を見て、一瞬、なぜか微かに笑みを浮かべる領。
銃を持つ直人の手が震えだす。

 「・・・ 何を迷っているんです。」と領。
 「・・・」
 「憎くないんですか?
  あなたは、たった一人の父親と優しいお兄さんを奪われた。
  そして・・ かけがえのない・・親友まで殺されたんだ!」
 「・・・」
 「殺しても・・ 飽き足らないほど憎いはずだ! 違うか!?」
 「・・・」

直人の瞳から涙が流れる。

 「法律では・・・ 僕は裁けない。

  復讐のチャンスは今しかないんだ! 早く殺せ!!」

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取り乱して叫ぶ領の言葉に直人はハッとし、銃を降ろす。
 
 「あんたの目的は・・ これだったのか。
  俺に自分を殺させることだったのか!」

 「罪を逃れた俺に・・今度こそ人を殺した裁きを受けさせるために・・」
 「自分の命を犠牲にしてまで・・」
 「あなたは・・ まだわからないんですか?」
 「僕の人生に失うものなんて・・ とうに無かったんだ。
  英雄と・・・ 母が死んでから・・」
 
 「これで全部終わる。 ようやく僕が僕に・・ 帰る時が来るんだ!!」

 「さあ、撃って下さい。 これは・・真実から逃げた・・あなたの義務なんです。」

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 「やめろ!!」
 「終わらせるんだ。」
 「やめてくれ・・」
 「僕を撃て!! それがあなたの役目だ! 僕を殺せ!!」
 「出来ない・・。 あなたをそこまで苦しめたのは・・俺だ。
  俺には・・俺にはあなたを殺せない。」

領は涙を流しながら直人の手を掴み、自分に銃口を向けさせる。
直人は拳銃から手を離す。
直人の過去の事件への深い後悔、罪の意識に苛まれ続けている苦悩を感じた領。
しかし、英雄に誓った復讐を途中でやめることはできない。
そして、自らが犯した罪に領自身が耐えられない程の苦しみを抱いていた。

 「終わらせるんだ。 このまま生きていては、 僕は・・自分を許せない!」

領は直人が落とした銃を拾い上げ、自分のこめかみに銃口を当てる。
 「やめろ!」
すぐに直人が制止し、夜空に向って放たれる銃弾。
 「終わらせるんだ! もう終わらせるんだ!」
 「落ち着け!」
 「僕を殺してくれ!!」
 「やめろ!!」

銃を巡ってもみ合いになった、その瞬間、銃声が鳴り響いた——。
涙を流し見つめ合う二人。
そして、直人がガクリと膝から崩れ落ちた。
もみ合いの中、直人の腹部に向って拳銃が誤射されたのだった。

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11年前に直人と英雄の間に起こった悲劇が、時を経て皮肉にも
直人と英雄の兄・友雄の間で起こってしまった。

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苦痛でその場に倒れる直人…。 領は直人を抱きしめ、泣き叫ぶ。

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 「おい・・しっかりしろ!」
領は直人の傷口にハンカチを押し当てる。
 「おい!しっかりしろ!」
震える手で救急車を呼ぼうとする領。 それを、直人が阻止する。
 「こ・こ・これで・・良かったんだ。 最初から、こうしていれば・・」
領の手を握り締める直人。

 「生きて下さい。精一杯。 自分の為に生きて・・下さい。」
 
 「友雄さん、許して下さい。俺のことも、あなた自身も・・」

そう言い残し、直人が息絶える。
 「しっかりしろ。目を開けてくれ。 おい、死ぬな。 死ぬな芹沢!!
  死ぬな!!  死なないでくれ・・  死なないでくれ!!」

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領は直人を機材にもたれかかるように座らせ、その隣りに並んで座る。

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過去に苦しみ、過去を悔やみ続けて生きる直人の姿が走馬灯のように
領の脳裏に浮かぶ。 そして、直人を見つめる領。

 「許してくれ。 僕のことも・・ あなたのことも・・。」

領もまた自らの過ちを悔やみ、心から謝罪し
英雄の遺品のハーモニカを直人の手に握らせ、ゆっくりと目を閉じた…。


こんな結末は領は予想していなかったはずです。
そして、最後に、あれほどまでに憎んだ直人と分かり合えた…。
領は許す、許して欲しいとの思いから、弟・英雄の形見である
 壊れたハーモニカ を直人の手に握らせたのでした。


5.jpg

スクラップ置き場に駆けつけたしおり。
しかし、時はすでに遅く、二人は絶命していた。
涙が止まらないしおり。
そこには、肩を寄せ合い、穏やかに眠ったように息絶えた二人の姿があった。


それから3年後――
 しおりはある人物を訪ねるために海まで来ていた。
 直人の上司だった中西がとある海辺の町でのんびり暮らしているのだ。
 浜辺を歩く二人の前には、雄大な海の景色が広がっている。

 「あいつらにも… 1度でいいから見せてやりたかった。」
 

中西の家の仏壇には、英雄のハーモニカが置いてあった。
それに触れたしおりは、ある影像をサイコメトリーしてしまい・・・。


  < END >




<bluemi's HITORIGOTO!!!>

『 僕を殺せ!! 僕を殺してくれ!! 』

直人と領がもみ合っている途中、私は心からお願いやから
領のこと、殺したって!! 殺したってぇ−−−−! と強く思いました。

殺したって! ってなかなか思わんよなぁ・・・
でも、それが彼が11年思い続けた願いなら叶えてあげたくなってしまいました。

このシーンは本当に胸を締め付けられる思いで、見てました。
領、あなたの演技。 素晴らしかったです。

最終的に納得のいく、ドラマでした。
1度目見た時は、中西としおりの海のシーンいる? とか思ったけど
2回目、ちゃんと効果が現れてきました。。。


韓国ドラマのリメイクでしたが、本当に内容はほぼ同じで素晴らしかったです。
日本人の納得のいくように、 あの人あの後・・・ みたいな感じがなく
すっきりした終わり方でした。

そして、このドラマ魔王は 領の心がぐらぐら揺らされました
韓国Dでは直人もかなり、ぐらぐらさせられていました。
W主演なんで、直人の気持ちを、もう少し丁寧にかいて欲しかったかな・・・

そして、その領の心を愛情たっぷりに動かしたのが、しおりでした。
韓国Dでは 領の兄貴的存在。 事務所の人。 しおりの母。など・・・
これまた総動員で彼に愛をぶつけてきます。

この総動員をしおりが1人で背負っているってのが
凄いような・・・ いや、惜しいような・・・

韓国Dでは、山野がやっているのか? 領なのか? 誰の犯行なの?
と思わせる、 ハラハラ・ドキドキ度 が満載でした。
早々、領&山野。。。 でしたもんね。 11話ってのは短いよぉ・・・
うちは20話でも、全然良かったですわ♡


そして、韓国Dでは、領は熊田弁護士の息子。 

そう・・・ ニノに殺されるのです!!

ニノが弁護士の息子と聞いて、絶対に最終回にも出てきはるわぁ・・・
と思ってたら、やっぱ、違う人に殺されました。
結構、このシーン好きだったのにぃ♡


なんやかんやで、こんなドラマですので “楽しかったぁ” って言うのは
不謹慎なんですが、本当に楽しくて、毎週、待ち遠しかったです。

内容を知ってるのに、こんなにオモロになるとは・・・♥

    総評:大野智は素晴らしい(笑)



    長々、ありがとうございました。 今回、魔王 第1話から全11話。
    やめることなく、最後までレビューした自分。最高♥でした。

    本当に大変でした。 やっと楽になれるぅ・・・(笑)
    応援してくれた、みなさん。 ARIGATO...



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『魔王』 最終回 視聴率。 [魔王]



 第11話  “最後の対決 死が絆を引き裂く!!” の視聴率は・・・


     14.1% ↑↑↑  でした。


     第 1話 14.0%
     第 2話 12.6%
     第 3話 09.2%
     第 4話 10.1%
     第 5話 10.9%
     第 6話 07.6%
     第 7話 12.1%
     第 8話 11.5%
     第 9話 11.5%
     第10話 12.3%
     第11話 14.1%


  平均視聴率 11.45%




NHK系  『スポーツ大陸』 5.9%
日テレ系 『メン・イン・ブラック2』 12.2%
フジ系  『一攫千金!日本ルー列島』 9.1%
テレ朝系 『報道ステーション』 13.8%




初回より視聴率、1% あがりました。  
この夏はオリンピックがあったり、連休があったりとハードでした。
しかし、その中では大健闘ですよね。

正直、もっと上がって良かったけど・・・

うちは、11話中、2話だけ 生で見られませんでした(悲)

こんなに、生で見続けたのは  意外のなにものでもないです!!


そんな愛してやまなかった、魔王。 ついに、終わってしまいました・・・

  I Miss youuuuuuuuuuuuu------------♡

   今年の夏、1番熱かったドラマ魔王・・・


 来週から bluemi は、どうすればええんやぁ−−−−−!!

  すっかり、魔王廃人 になり、心にポッカリ穴が空いてしまいました。



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魔王 最終回。 [魔王]

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  切ない。 切ない。 切泣き・・・


本当に素晴らしいドラマでした。
最終話は本当に切なくて、胸が痛くて、泣けて、泣けて仕方ありませんでした。

何かを見て、こんなに切なくて泣いたのも久々でした。



悲しい結末ではあったのですが、すごく良かった。


ラストの 領と直人のシーン は本当に素晴らしかったです。


素敵なドラマを ARIGATO...

後日、ゆっくりドラマレビューします。



拝啓、大野 智さま。

 ドラマ、お疲れ様でした・・・。  
 あなたの素敵な演技を見せていただきました。
 来週から淋しくなりますが、ゆっくり休んで 
 智くん♡ 思う存分、大好きな釣りに行ってこ−−−−−−−い♥
 また、素敵な演技、見せてください。 
 
     ARIGATO...  Love a lot... bluemi



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『魔王』 第10話 ドラマレビュー。 [魔王]

 第10話 “一族の崩壊・・・ 死のラストカード !! ”
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   領さん、わたしをそんなに泣かせないで・・・!!


直人は、葛西が宗田を殺したのは自分だと言い張るのは
恋人だった麻里をかばうための嘘の供述だと・・・


しおりが現れる。
 
 「あの、刑事さんは犯人が誰なのか知ってるんですか?」
 「わかってるんですね。」涙ぐむしおり。
 「刑事さんは その人のこと  憎んでますか?」
 「わからないんです。その人を殺人犯にしたのは  俺だから。
  11年前、俺があんなことさえしなければ
  1人の人間の人生を、こんなに狂わすことになるなんて・・・  
  あの人と死んでいった人たちのことを考えるたびに
  自分の過去を、全部捨ててしまえたらどんなにいいかって。」
 「残酷ですよね・・。 そんなにまで傷つかないと、生きていけないなんて。
  そんな人生残酷すぎますよね・・。
  でも私は、その過去があるから、今のまっすぐな刑事さんがいるんだと思います。
  刑事さんは・・もう充分苦しみました。
  もう誰も、これ以上傷つく必要なんてないんです。傷ついちゃいけないんです。
  そのためなら私、どんなものが見えたって、絶対に逃げたりしません。
  だから刑事さん、真実から逃げないで下さい。」

  

領の事務所では
 「先生! 葛西というあの人、宗田の殺害を自供したようです。」
 「問題ありません。 もうすぐ、彼の友達が救ってくれるはずですから。」

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直人は典良に電話をする。
 「どうしたんだよ。」
 「兄貴、元気かなと思って。」
 「葛西の件は辛いだろう。 だが、罪は罪だ。
  人として、償うべきものは、償わなきゃな。」
 「葛西の容疑は晴れる。」
 「・・え?」
 「兄貴・・すまない。」
 「どうした・・何で謝るんだ。」
 「・・もう、切らないと。また電話する。」
 「おい!」

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事実と向き合う決意を固めた直人は無実の葛西を救うために
麻里に葛西のアリバイを証言するようお願いする。

しかし、麻里はそんなこと出来ない。 と逃げるように立ち去る。


取調室では 「頼む。本当のことを言ってくれ。」 直人が葛西に言う。
 「・・俺なんだよ。」
 「麻里さんの為に・・殺人犯になるつもりか?
  人殺しだって、一生後ろ指差されて生きていくことになるんだぞ!」
 「・・・俺のせいで、あの人が不幸になるほうが辛い。」

その様子を、中西と麻里がマジックミラー越しに見ていた。

 「俺にはあの人が必要だったんだ。
  あんなに人を好きになったのは・・・ 初めてだった。」

葛西の言葉に涙ぐむ麻里。

 「あの人を守れなかったら・・俺は生きている意味がない。
  頼む。麻里さんを巻き込まないでくれよ!俺はどうなったっていい。頼む!!」

自分への愛を貫く葛西を目の当たりにした麻里は証言する事に・・・



直人と麻里は典良の元へ行く。
自分を傷つけてまで葛西を守った妻に怒りを隠しきれず、証言を促した直人を殴る。

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 「俺はどうでもいいのか!? 俺のことは考えなかったのか!!」
 「・・・すまない。」
 「俺は信じてた。 最後は俺を選んでくれるって。」
 「気づいてたの? 私はもう一緒にいる資格はありません。だから・・・」
 「絶対に別れない。許せようが許せまいが、お前と離婚するつもりはない。」
 「出てってくれ!」

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栄作は典良に「お前の判断は正しいよ。当分離婚はするな。
  表沙汰になれば、何を書かれるかわかったもんじゃない。」と言います。
 「・・・僕の気持ちは、どうでもいいんですか?」
 「芹沢家の名前が守れれば、僕の気持ちはどうでもいいんですか?」
 「お父さんはいつも、何か問題が起きるたびに、最善の解決をしてくれました。
  僕らが何を考え、どういう気持ちなのか全く考えずに。」
 「僕は、麻里とやり直したいんです。」
 「面汚しの女房なんか飼って、何の意味があるんだ!」
 「あなたがお母さんを見殺しにしたみたいにですか!?」
 「・・・」
 「仕事のことしか頭にないあなたに、お母さんは文句一つ言わず
  尽くし、死んでいきました。病気に気がついても、あなたに迷惑がかかると
  誰にも何も言わずに死んでいったんです。あなたはいつも正しかった。
  あなたはいつも絶対だった。」
  
 でも・・・ あなたはいつも 父親ではなかった!
 
 「・・・勝手にしろ!」 栄作が出ていく。

部屋を出た栄作は、胸の発作に苦しそうに顔をゆがめる。

 「俺も悪いんだ。仕事で、麻里を気遣ってやれなかったからな。
  ・・・そういえば、事件のあった日も、九州に出張でな。」





取調室では、領が葛西と面会する。

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 「あなたのアリバイを、芹沢麻里さんが証言してくれました。」
 「これで、殺人容疑は晴れます。」
 「嘘です!俺はあの人と一緒になんか、いませんでした!!」
 「わかってあげて下さい。 
  彼女は、あなたの為に、全てを失う覚悟で、証言したんです。
  彼女が望んでいることは・・・ あなたが救われることです。」

領は麻里の気持ちを葛西に伝えながら
しおりのことを言葉を思い出し、動揺してしまう。

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 「彼女を大切に思うなら・・・
 
    その気持ちをわかってあげて下さい。」




葛西との接見の帰りに、警察署で出会った領と直人。
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 「・・・これで満足ですか!?」 直人が領に言う。
 「全てあなたの思い通りに進んでいます。 これで満足ですか!?」
 「おかしいんです。あなたを心底憎もうとすると
  英雄とあなたのお母さんのことが浮かんでくる。」
 「あなたを捕まえることを考えると、やりきれない気持ちになるんです。
  あなたを通して・・俺を見ているようで。  あなたは・・・ 俺と同じ顔をしてる。
  自分の罪に苦しみ、もがき、後悔しても仕切れない、そんな顔をしています。」

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 「・・・一緒にしないで下さい。」 そう言い立ち去る領。

 「真中友雄さん!!」 そう呼ばれ、思わず立ち止まる領。

 「すみませんでした! あなたに・・ずっと謝りたかったんです。
  11年前のあの日から、ずっと。 あの事件のあと、俺は、家を訪ねていったんです。
  でも、もう、引き払っていて・・。 死んで償うことも考えました。
  でも、ここまで生きてきてしまいました。」

 「刑事になって、悪いヤツラを捕まえて、人の役に立てていれば・・・
  それで許されるような気がしていたんです・・・。
  でも、それは間違っていました。
  あなたをこんな目に遭わせたのも、全部俺の責任です。
  
  だから・・・ 何でも、あなたの望むようにします!
  死ねと言うなら、ここで死にます!」

直人の頬を涙が・・・

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 「やめて下さい! 今更何を言われても、結末は変わりません。」

 「あなたは、俺をどうしたいんですか?」
 「答えはもう・・・ すぐそこまで来ています。」 領はそう言い歩き出す。



そこへ、薫が走ってきた。
領は、すれ違う薫の手に赤い封筒があることに気づく・・・

薫が封筒を直人に届いた赤い封筒を渡す。
見詰め合う直人と領・・・。

封筒の中には、宗田を殺した工場から出てくる典良の写真が。。。


その頃、自分宛に届いた赤い封筒に気づいた典良も、
同じ写真を見つめて震えていた。




山野と会う領。
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 「震えてきますよ。散々僕を追い回したヤツラを、今は僕が追い回してるなんて!」
 「・・・」
 「これでやっと英雄に償える。」
 「・・・」
 「ずっと、後悔してたんです。
  芹沢は正当防衛なんかじゃないって、証言しなかったこと。」
 「・・・」
 「あの4人にいじめられている僕を、助けてくれたのは、英雄だけだったのに・・。
  それなのに・・僕は英雄を裏切ったんだ。」
 「あなたは充分償いました。」
 「・・・」
 「これが、最後の仕事です。」

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  この男・・・ 危険人物につき・・・ ですね。


直人はしおりの元へ向かい、殺害現場に落ちていた葛西の万年筆を見てもらう。
 「あの、何が見えても・・・ 全部俺に教えて下さい。」
 「血まみれの男の人に、男性がタバコを差し出していました!
  そのあと  血まみれの人が倒れて・・」
 「タバコを出したのは、どんな男ですか?」
 「どこかで、見た気がするんですけど・・」
 「この人ですか?」 典良の写真を指差す直人。
 「そうです! この人がタバコを・・・」
 「・・・」
 「刑事さん?」
 「ありがとうございました。」
 「もしかして  お知り合いの方なんですか?」
 「俺の兄貴です―――。」
 「・・・」


雨にずぶ濡れになりながら歩いていた直人は、力尽きたように
その場に座り込み、そして号泣する。





栄作が領をホテルに呼び出す。
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 「どうなさったんですか? 急に遺言状なんて。」
 「私がどんな思いをしてここまでたどり着いたか。
  真っ当なやり方だけじゃ、地位も財産も築くことなんか出来ませんよ。
  あいつらでは、先が不安で死んでも死に切れません。
  もし私が倒れるようなことがあったら、子供たちを、支えてやってくれませんか?」
 「もちろんです。 いつどこにいても、この私が、あなたの息子さんを、見守ります。」
 「少し安心しましたよ。」
 「この11年、芹沢家のことだけを考えて生きてきました。
  ありがとうございました。変わらず元気でいて下さって。」
 「・・・」

 「落ちぶれることもなく、他人を犠牲にして。」
 「・・あぁ!!」 その言葉に領の正体に気づく栄作。

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 「決して落ちぶれず、今以上に他人を犠牲にして、覚えていて下さい。
 この僕があなたの息子と家族を見ていることを。
 そして、再び会いに来ることを。」

その言葉は、11年前、友雄が芹沢栄作に言い放った言葉と同じものだった!

 「君が・・・」

あの時の少年が目の前にいる領だったと分かり、衝撃する栄作だったが、突然笑い出す。

 「見事だ! あの日の、言葉どおり、会いに来たというわけか。
  悔しかっただろうな。 君の気持ちはよくわかる。
  だがね・・・ 人間というのは錯覚を起こす生き物だ。
  立場や条件によって、まっすぐに引かれた線が曲がって見えたり
  曲がってる線が、まっすぐだと信じてしまう。」
 「何が言いたいんです?」
 「11年前の私には・・あれが、正しい選択だと思えた。
  正当防衛に仕立てることが、息子の為に父親が出来る、最善の選択だった。
  今また同じ立場に置かれたら、同じ選択をするだろう。 それが親というものだ。」
 「私の母親も、あなたと同じ様に、息子たちを愛していました。
  でもあなたは、愛する息子を奪われた母を、さらに傷つけ・・踏みにじった!
  自分がどれだけ、他人を苦しめたのか、考えたことがありますか!?」
 「・・・」
 「私はあなたを許さない!!」

 「自分のことはどうなんだ?
  君もまた、自分の目的の為に、他人を不幸にしている。」

 「・・・」
 「君も・・曲がった線を真っ直ぐだと信じているだけじゃないのか。」
 「・・・」

 「11年前のあの時・・・ 直人は、英雄君を刺してはいない。」

 「・・・」
 「直人は私に、必死でそう訴えた。  あれは、不慮の事故だったんだよ。」
 「あなたは、そんな言葉を信じるんですか?」
 
 「息子の言葉を信じない父親がどこにいる。」
 
 「・・・」
 
 「だが、あの状況から見て、あれが、事故などとは、世間に通用するわけがない。
  だから息子の為には、正当防衛にする他なかったんだ。
  でもね、 真中・・・ 友雄くん。 あれは・・事故だったんだよ。」

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 「・・・そんなことは問題じゃない! 現に、英雄は死んだんです!」

 「すまなかった。」  そう言い頭を深く下げる栄作。

栄作の予想外の告白に領は動揺を隠せず、その場を立ち去る。


栄作と領・・・。 かなり引き込まれるシーンでした。
『自分の目的のためにはどんなこともやる。』 2人は案外似ているのかも・・・

そして、栄作の意外とも言える息子への深い愛情。
確かに、彼の場合そうするしかなかったし、大人な考えは子供にわかりにくい・・・

    “親の心、子知らず。”

栄作は 『自分、不器用っすから・・・』 なんでしょうね。




直人は、赤い封筒に入っていた兄の写真を中西に見せる。
 「芹沢典良を・・宗田殺しの重要参考人として令状を手配して下さい。」
 「芹沢・・」
 「・・・真実を隠してはいけないんです。」


警察が来る前に海外へ逃亡する事を考えた典良は
麻里を連れていこうとしたのだが

「あなたに必要なのは、社長の妻でしょ? あなたは、私を愛してない!」

と芹沢家を出ていく。自分を捨て葛西を選んだ妻を怒鳴る典良だったが
その目にははっきりと悲しみが滲み出ていた。


結婚式の写真を見つめる典良。
写真をテーブルに置き、荷物を手に出ていこうとすると
そこへ直人、薫、倉田がやってくる。
 「直人・・・」 警察手帳を見せる直人。
 「署までご同行願います。」
直人は自分に届いた写真を見せる。
 「俺はいつだってお前をかばってきた! なのにお前は!!」

 「人が過去を忘れても、過去は決して人を決して忘れない。」
 
薫と倉田が典良を連行していく。

たとえそうでも、苦しめられすぎですよね、直人・・・(涙)



その頃、領は教会へ向かっていた。
中に入るとマリア像に必死で祈りながら泣いているしおりの姿が・・・。

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見ていられず背を向けた領に、しおりが気付く。
 「成瀬さん。本当は・・・迷ってるんじゃないですか?
  暗い、トンネルの中で、迷ってるんじゃないんですか?」
 「・・・」
 「勇気を出して出てきて下さい。
  どんなに、苦しくても。やりきれなくても・・・
  暗いトンネルの中から出てきてください・・・。」

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 「もう・・・  戻ることは出来ない・・・。」
 
 「もうやめて。 あなたを思うと、辛いんです・・。
  成瀬さんを思うと  胸が苦しくなるんです・・。
  あんなに優しく笑う成瀬さんが、こんな恐ろしいことを・・」

 「・・・これが ・・・僕の本当の姿です。」 領も泣きながら答える。

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 「そんなはずない!! 本当のあなたは 真中友雄さんは・・・
  弟さんを思う、優しい人です。」

 「僕は・・ 真中友雄ではありませんよ。
  名前も過去も・・ 全て捨てたんです。 英雄が死んだ時から・・・」

そう言い立ち去ろうとする領。 そんな領を必死で追いかけるしおり。

 「自分を捨てないで下さい!
  何で自分を愛してあげないんですか?
  何で自分をそんなに傷つけるんですか。
  あなたは、みんなに愛されるべき人なんです!
  お願いします。 もう自分を苦しめないで下さい!」

必死で思い留まらせようとするしおりに、領は

  「僕には・・・ 愛なんて必要ない。」

と、裏腹な言葉を残しその場を去っていってしまう。
しおりはその場に泣き崩れ・・。

そして領も、教会の外で泣いていた。

泣かされた。  泣かされた。  切ない♡
  領のことを思うと胸が締め付けられます。


肉親に手錠を掛けなければならない悲しみに暮れる直人の元に、中西が現れた。
 「芹沢  これが・・。」
手には、赤い封筒。 「戦おう、一緒に。」中西が直人に言う。
 「俺はお前を、死ぬ気で支える。」
中西の言葉に、直人は封筒を開けてみる。
中にはタロットカードが2枚。

 「今まで雨野は、一枚は俺、もう一枚はターゲットに送ってました。」

    「次のターゲットは俺です。」






さぁ、領の考えている結末とは?

あと1人、どうしても死ななくてはいけない人間がいる。 
と領が言ってましたが、それは誰なのか??
 
領の考える最高の復讐・・・       あぁ、切ない !!!!!




<bluemi's point !!!>

領はついに栄作に「この11年、芹沢家のことだけを考えて生きてきました」
と正体を明かし始めました。 かなり大胆です。

領に真実を突きつけられた時の栄作の動揺ぶりとまさかの笑い...
石坂さん、さすがの演技ですね。

そして、あれは本当に事故だったんだと言うのよねぇ。
だとしても、それで自分の家族は苦しんだと訴える領に
「じゃ、自分のことはどうなんだ?」 と切り返す栄作。
 そう!! そうです!! そうなんですが・・・
そして、すまなかったと頭を下げる栄作・・・
直人も、面と向かって過去を悔い償う人生を歩んできたと頭を下げてきた。


いまさら、誤られてもぉ-----!!

領は11年間、自分の人生を棒に振っても、命をかけ、このためだけに・・・

今まで張りつめていた糸が切れそうな、そんな状況です。

謝られたって絶対に許せない! って思ってただろうけど

自分が考えていた以上に、謝罪の言葉が胸に響いちゃったのかもしれないね・・・。


  今週金曜日で最後の 『魔王』 さみしい♡

         


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『魔王』 第10話 視聴率 [魔王]

第10話  “一族の崩壊… 死のラストカード!!” の視聴率は・・・


     12.3% ↑ でした。


     第 1話 14.0%
     第 2話 12.6%
     第 3話 09.2%
     第 4話 10.1%
     第 5話 10.9%
     第 6話 07.6%
     第 7話 12.1%
     第 8話 11.5%
     第 9話 11.5%
     第10話 12.3%


  平均視聴率 11.18%




NHK系  『"活断層大地震"の脅威~情報公開をどう進めるか~』 6.5%
日テレ系 『メン・イン・ブラック』 12.4%
フジ系  『一攫千金!日本ルー列島』 8.7%
テレ朝系 『報道ステーション』 12.3%




視聴率は上がってきました。  が・・・
正直、あの内容、そして最終回前って事で
もっと上がってもええやろ−−−−−−−[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]


今週、ついに 魔王・最終回!! 
絶対、期待を裏切らないと思うので、是非見て下さい♡


bluemi、嵐のコンサートを終え、急いでシャワーを浴び
22:00にホテルのベットで見られました。

が・・・ しかし、コンサートの興奮から? か
あんまり内容が♥に入ってこなかった・・・
バカな bluemi ...
ちゃんと、見返しましたけどね♡



   今年の夏、1番熱いドラマ魔王・・・


※ 今週は 日テレで「メン・イン・ブラック2」がします。 

「メン・イン・ブラック2」はDVDで見ましょう!!


  リアルタイムは・・・
    金10 TBS系『魔王』 見てね[黒ハート]




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『魔王』 第9話 ドラマレビュー。 [魔王]

   第9話 “真犯人は俺だ 知り過ぎた男の悲劇”
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  あっと言う間の1時間!!

「真犯人は私です。」 って切る感じ、にくいねぇ・・・ TBSさん!!




宗田は、大隈達に廃墟のような場所に拉致される。そこに葛西の姿を見つける。
 「きたねーぞ!」
 「汚いのはお前だよ。」
葛西に掴みかかろうとする宗田を佐々木が殴り飛ばす。
葛西はその様子を見ていられずに目をそむける。
 「葛西! 助けてくれ!」宗田が叫ぶ。
佐々木が鉄パイプを手にするが葛西は
 「こいつは、中学の時からの親友なんです。
  だから・・最後は自分でケリをつけます。」
と大隈らを帰らせ、宗田と2人きりになる。

 「嘘だよな・・お前はそんなことするヤツじゃないよな・・。」
 「お前の処理を命じたのは典良さんだ。」
 「お前は死ぬしかないんだよ。」
 「もう・・もうお前には迷惑かけねーよ。だから助けてくれよ!な!!
  頼むよ! 葛西・・・ 葛西・・・ 葛西!!
  俺たち友達じゃねーのかよ!! なぁ!!」
必死に許しを請う宗田に、葛西は一発だけ殴りつける。
 「いいか!お前は今、死んだんだ! 二度と俺達の前に現れるな。」
何度もうなずく宗田。
葛西は足早に倉庫を出ていく。

倉庫を出ると、葛西の携帯が着信する。
 「もしもし。 ・・・え!?」





直人は領の事務所を訪ねていた。
 「成瀬!! 成瀬!!」  激しくドアを叩く直人。

しかし、その頃、領は夜道を歩いていた。




葛西を呼び出したのは麻里だった。
 「その写真が、帰ってきたら玄関のドアに・・・。 あの宗田って人よ!」
 「・・・それならもう心配ないよ。 あいつは二度と僕らの前に現れないから。」





なんとか命拾いしたものの、動けない宗田。
そこに現れたのは・・・ 典良だった。
 「僕はただ、お兄さんに事実を知らせようとしただけなんですよ。
  実は・・葛西が・・お兄さんを裏切ってます。」
 「お前には感謝してるよ。 気づかせてくれて・・・」
典良は宗田にタバコを差し出す。
許されたと思った宗田がタバコに手を伸ばす。
 「どうしたらいいのか、ほんと、悩んだんだ。 それでやっと・・結論が出た。」
ライターの火を付け、宗田に差し出す典良。
 「わかってもらえればいいんですよ。 悪いのは・・葛西です。」
宗田がタバコを加え、一口吸うと・・・
次の瞬間、全身に麻痺を起こしてのた打ち回る。
その様子を冷たい目で凝視する典良。
宗田が息を引き取るのを見届けると、彼のポケットから葛西と麻里の密会写真を手に取り
 「こんなバカな事するからだ・・・」とつぶやき、写真を握りつぶす。
倉庫から立ち去る典良。 宗田のすぐ側に、万年筆が落ちていた。



万年筆を落として行ったので、あらっ、あっけなく?
 なぁ〜んて思ってたら大間違い!!
典良の恨みは宗田だけでなく、張本人の葛西にも向けられたんですね。
あの人のよさげな典良が・・・
本当に人間はどんな人でも、きっかけ1つで 魔王 になるんですね・・・




車の中で話す葛西と麻里。
 「あなたと過ごしたこの一年、幸せだった・・・。」声を詰まらす葛西。
 「私はずっと・・あの家に押しつぶされそうだった。
  でも、あなたが側にいてくれ、支えてくれたから、どうにか耐えてこられた。」
 「今までありがとう・・・。」

 「おやすみ・・・」

 「おやすみなさい、奥様・・・。」

1年間続いた関係の最後・・・ 「おくさま」 切な−−−−い[失恋]




領の居場所を突き止めようとしていた直人の携帯電話が鳴る。 着信は・・・ 宗田。
 「どうした?・・・宗田?」 直人が出るが無言。
 「もしもし!? おい!宗田!もしもし!? もしもし!!」
不審に思い必死で宗田の名を呼ぶが、返事なし。

実は殺害現場で宗田の携帯を使い、直人に電話をしたのは・・・ 

領は宗田の横に落ちている万年筆に気づき
それを拾って見つめると宗田の隣に戻し、静かに立ち去る。

直人は宗田の携帯から聞こえる誰かの靴音に、何が起きたのかを察し・・・
 「宗田ーーーー!!」そう叫び走り出す。

携帯の電波で発信エリアを調べてもらい現場へ急ぐ。
すると・・・ そこにはボコボコにやられた宗田が横たわっていた。
 「宗田!宗田!宗田!! おい、目を開けろ、宗田!! おい!!」
宗田にすがりつき泣き叫ぶ直人。 「雨野〜〜!!」
真犯人である領への怒りが頂点に達する。




領は写真の貼った部屋で宗田の写真に×印を付ける。
そこへ領の電話が鳴る。
 「はい。成瀬です。」
 「あなたの・・本当の姿がわかりました。」
電話は直人からだった。


直人に呼び出され、領がやって来た。 領を一発殴る直人。
 「正直に言え! あんたの正体は・・・ 英雄の兄、真中友雄!
  そして・・連続殺人の真犯人、雨野真実だ!! 違うか!!」
 「・・・私は、真中友雄で、真犯人、雨野真実です。」
 「・・・」
 「そういえば満足ですか?」そう言い微笑んでみせる領。
 「ふざけんな!! あんたが宗田を殺したんだ!
  熊田さんも・・陽介も!池畑も!宗田も! みんな、あんたが殺したんだ!!」
 「人殺しは、私ではなく、あなたです。」
 「真中英雄の、そして彼の家族の人生までも、あなたが一瞬にして奪ったんです!!」
 「大切な人を、無残に失った悲しみ。 今のあなたならわかるはずだ。」
 「・・・だからって・・だからって人を殺していいわけないだろ!」
 「どれだけ他人を巻き込めば気が済むんだ!」
 「何で俺じゃないんだ。 あんたの目的は、俺だろう? やるんだったら俺を殺せ!」
 「私が真犯人だと言うなら、確実な証拠を持ってきて下さい。」
 「・・・これ以上犠牲者を出させない。 あなたは、俺が必ず捕まえてみせる!」
直人の瞳から涙がこぼれる。
 「あなたの無念さは、よくわかります。だから・・ 早く私を捕まえて下さい。」
直人を挑発し、冷たい表情で立ち去る領。

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家に戻った領は、赤いライトが付けられた写真の部屋に行き、直人の写真を見つめる。

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  「やっと・・・ 会えましたね。」

 待っていました。 領はこの時を・・・ ずっと、ずっと。


×印の付いた写真を見ていく・・・ 熊田弁護士、陽介、池畑、そして宗田。
次に、しおりの写真を見つめる領・・・。
揺らぐ気持ちを断ち切るように、部屋を出ていく。




一方、しおりも領が友雄であることに気づき、苦しんでいた。
領の優しさ、苦しみ、涙、そして背を向けて去っていく領を思い浮かべ
「何で気付いてあげられなかったんだろう・・・」と涙する。




宗田の死因が 青酸カリ(薬物)による中毒死 と判明する。
 「実は現場からこんなものが見付かった。」
そして、万年筆を見せ、それを手に取り見つめる直人は・・・。




ホテルでは典良が出張から戻り、栄作に挨拶をしている。
そこへ、直人と薫が駆けつけ宗田が死んだ事を告げる。
驚く栄作、そして葛西。
 「殺されたんです。 この中に・・・その被疑者がいます。」
 「バカなことを言うんじゃない! また人殺しを作る気か!?」
 「殺害現場から・・・ これが!!」
直人は万年筆を見せ、典良に近づいていく。
 「わかるな・・・」
直人が声をかけたのは、典良ではなく、彼の隣に立つ葛西。
万年筆には葛西の名前が刻まれていた。
 「何でこれが・・・。」

 「俺じゃない・・・ 俺は殺してない!」
 「葛西! 俺はお前を信じてる。 でも事情を聞かないわけにはいかないんだ。」

そこへ麻里がやって来た。
典良は「宗田を殺した容疑だ。」と麻里に言う。


連行されていく葛西の姿を見て、典良は冷たい笑いを浮かべていた。
典良は宗田を殺し、その罪を葛西になすりつけるために、
万年筆をわざと現場に残してきたのだった。

葛西に容疑が掛かり、ショックを隠しきれない麻里。
 「どういうことだ!」と栄作。
 「どうしてこの時期に・・。 選挙に間がないんだぞ!」
 「身内に、スキャンダルがあってはならん!
  いいか。どんな手を使っても、葛西を犯罪者にするな!」
 「・・・はい。」 その言葉に困惑する典良。



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葛西を取り調べる直人。
 「何でお前の万年筆が現場にあったんだ。」
 「知らないよ! いつも会社のデスクに置いてあったんだ!」
 「警察が君の潔白を信じるためには、アリバイが必要なんだ。
  昨日、22時半頃、どこにいた?」
 「・・・その時間は、一人でドライブしていました。」
麻里と一緒にいたとは言えない葛西。
 「誰か、君のアリバイを証明してくれる人はいないか?」
 「誰もいません・・・。」

そこに現れたのは・・・ 領。  こわっ!!
 「葛西さんの、弁護をすることになりました。」 睨みあう直人と領・・。

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 「今度は何です。何が狙いですか!?」と直人。
 「お父様のご依頼です。 葛西さんを救って欲しいと。」
 「あんたが葛西に罪を擦りつけたんだろ! 何が目的だ。」
 「何者かが、葛西さんを陥れようとしているのを、証明するためです。」
 「仕組んだのはあんただろ!」
 「助けてあげたくないんですか? 無実の葛西さんを。」
 「・・言え! 宗田を殺した犯人は誰だ!? 誰なんだ!」
 「それを探すのは、あなたの仕事です。」
 「葛西さんの無実を証明したければ、必死で証拠を見つけて下さい。」


直人は典良に電話をし、
犯人は成瀬だから、今すぐ成瀬を弁護から外してほしいと頼む。
しかし、典良はお父さんが決めたことだから自分で言え。と電話を切ってしまう。



 「先生・・・ 俺は殺してないんです。」と葛西。
 
 「助かる方法は1つ。 真実を全て話すことです。
 
  真実を偽る者が、救われることはありません。」 と領。

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 「死亡推定時刻の30分前、現場付近を君の車が通行した記録が残っていた。」
 「お前・・・ 現場に・・・」と直人。
 「このままじゃ起訴されるぞ! いいのか! 殺人犯になるんだぞ!」
 「お前のアリバイを証明出来そうなヤツがいたら、俺が絶対探し出してやる!」

葛西のアリバイを証言できるのは麻里しかいない。
しかし、それを話せば、麻里との不倫関係が知られてしまう。
葛西は麻里を巻き込みたくないと話せないでいたのだった。
葛藤する葛西を見つめて微笑を浮かべる領。 そんな領の微笑みに直人が気づく。
 「・・・なんで黙ってるんだよ!!」
 「・・・」




ホテルの社長室では栄作が領に葛西の事件の事を聞いています。

 「自分はやっていない。 信じて欲しいと。」
 「起訴、されるんですか?」と典良。
 「いえ。 犯人は他にいるはずです。」
 「葛西さんの無実は、じきに証明されるでしょう。
  真実は、必ず明らかになるはずです。」

領の言葉にほっとしたように微笑む栄作。
真実が明かにされたら、今以上に困る状態になるというのに・・・。




刑事課では葛西の通話記録を見ている。
 「宗田が殺される直前、芹沢君のお兄さんと電話してる!」
 「これは・・兄貴の番号じゃない。」
 「でも、名義はお兄さんに。この番号に随分頻繁にかけてる。」
直人は慌ててその番号にかけてみる。
 「もしもし。」
 「もしもし?」
 「・・・麻里さん!?」
 「直人君? どうしたの?」
 「葛西の通話記録を調べてたら、この番号が・・・。」
 「迎えに来てもらったりするから、よく、電話するの。」
 「昨日の夜も?」
 「・・・ええ。」
 「ねえ、葛西君は、人を殺したりする人じゃないわ。」
 「・・わかってます。 じゃあ。」


令状が出たので葛西の自宅とホテルを、家宅捜索することに・・・
ホテルに家宅捜索に向かう直人たち。
葛西の机に飾られた中学時代の4人の写真を見つめる直人。
 「芹沢君!この写真が、宗田のカバンに入ってたの。」
薫が、麻里と典良の2ショット写真を見せる。
 「兄貴と・・・ 麻里さんだ・・・。」


 「家族の職場を家宅捜索とはな。しかも葛西はお前の友人だろ。
  親子の縁を切った次は、友人との縁を切るつもりか?
  まるで、手追いの獣だな。追い込まれたら誰かれ見境なく襲い掛かる。
  情けないヤツだ!」 と栄作。 直人が何か言おうとしたその時・・・

 「芹沢さん!息子さんは、葛西さんの無実を証明する為に捜査しているんです。」と薫。

 「こいつはもう、息子じゃありません!」 そう言い残し栄作が部屋を出ていく。


 「葛西の机から・・・ これが。」倉田が小瓶を見せる。

葛西の机から宗田の遺体から検出された青酸カリの成分と同じものが見つかった。
 「・・・嘘だ。 葛西はハメられたんです!」 と直人。
しかし、証拠が出たので葛西は 被疑者 として送検される事に・・・

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信じられず、動く事が出来ない直人・・。



「諦めるんですか?」 声に振り返ると、そこには領が立っていた。

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 「葛西さんはまだ、黙秘を続けています。
  このままでは、無実の友人を、殺人犯にしてしまいますよ。」

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立ち去ろうとする領に、直人が駆け寄り、土下座をしながら・・・

 「お願いします!悪いのは俺です。 全部俺が悪いんです!
  もう・・俺以外の人間を苦しめないで下さい。 お願いします!!」

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 「葛西を・・葛西を助けてやりたいんです。
  俺はどうすれば・・どうすればあいつを救ってやれるんですか!」

  「・・いいんですか。 真実が・・あなたの胸を貫くことになっても。」
 「構いません。それであいつが救えるんなら・・。」
 

 「人は大切な誰かをかばう時、真実を隠すものです。
  それを一番わかっているのは・・あなたのはずでは。」


「楽しみですね。真実を知った時、どんな選択をするのか。」



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事務所に戻った領を、しおりが待っていた。
 「・・・」 思わず立ち止まる領。
 「気が付きませんでした。 私に傘を貸してくれた子の後姿が・・・
  成瀬さんに似ていることに。」
 「・・・」
 「あの時と同じ悲しそうな背中だったのに・・。 ごめんなさい・・。
  私がもっと早く気づいていたら・・・。」 泣きながらそう言うしおり。
 「何のことですか。」目を背けて答える領。
 「もうやめて下さい!・・・友雄さん。」
 「・・・」
 「あなたは本当は優しい人です!
  11年前、私に傘を貸してくれたときの優しい笑顔は・・・
  今も変わっていません!!」
 「・・・あの頃の僕は・・もういないんです。」
 「・・・」
 「もう・・・止められないんだ!」

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領はそう言うと、事務所の中へと姿を消す。
悲しそうにうつむくしおり。

そして領も、ドアにもたれて辛そうに涙を流し・・・。 切な−−−−い!!





  「真実を・・・ 隠す。」

そう考え込む直人の前に、しおりが訪れる。
領の犯行を止めるために捜査を手伝いたいと。
直人は宗田に届いたタロットカードを出し、サイコメトリーしてもらうことに。
 「・・・男の人と女の人が映っている写真が!」
 「写真・・・もしかして、この二人ですか?」
直人はしおりに、典良と麻里の写真を見せる。
 「女の人はこの人です。 でも、別の男の人と抱き合っていました。」
 「え・・・ どんな、男ですか?」
 「もっと若くて・・メガネをかけた・・!! この人です!!」
しおりが葛西の写真を指差す。
葛西は大切な誰か・・・ 麻里をかばう為に真実を隠そうとしているのか!?

 「大切な・・・ 誰か・・・」 直人が飛び出していく。




ホテルの社長室では典良が電話で大隈と話しています。
 「ああ。予定通り進んでいる。青酸カリも役に立った。」
 「アリバイも問題ありません。社長は九州にいたことになっていますから。」
 「さすがプロだな。」




いつものベンチで写真を見つめながら笑う山野。
宗田の事件現場から出てきた典良を写真に収めていたのだ!




直人は留置所の葛西を訪ねていく。
 「・・・違うよな。 そんなはずないよな。 お前が義姉さんと・・・」
 「葛西!何とか言ってくれ! そんなことないよな。ないって言ってくれよ!
  兄貴を裏切ってない。 って言ってくれよ!!」
目をそらす葛西の態度で、それが事実なのだと悟る直人。
 「・・・やっぱりお前は無実だ。
  宗田が殺された時間、お前は麻里さんと一緒にいたんだ!」
 「違う!」
 「だからお前は黙ってたんだ! 麻里さんをかばうために・・。」
 「俺がやったんだ。 俺が宗田を殺したんだ!!
  あの人を巻き込まないで・・・ 頼む・・・。
  俺がやったんだ!信じてくれ!犯人は俺だ!! 頼む・・信じてくれ・・。」

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その頃、領は英雄と母の写真に向かってつぶやいていた。

    「もうすぐ・・・ すべて終わるよ。」

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やっと、やっと領が真犯人だと気づいた直人。
でも領は証拠を何1つ残していないんですよねぇ・・・


成瀬領=真中友雄=雨野真実(真犯人) 
と知っても直人は領を逮捕することができません。
それは、 法的な証拠 がないからです。

重要なのは、 “サイコメトリーは証拠にならない” ということ。
領はそこまで計算して、しおりを選んでるんです。

そして、しおりを巻き込んだのには、もう1つ理由があります。
事故直後、しおりは、少年が同じ制服を着た少年を刺す残像を見ました。
そして、警察で証言したのですが 、直人は正当防衛で無罪になりました。

しおりの “残像という曖昧な証言” を、警察は聞き入れなかったのです。
事件の真実を唯一、証言しようとしてくれたしおり。
領にとってはその時から、しおりは特別な存在だったのです。

そして・・・
サイコメトリーが証拠にはならないという悔しさを
時を経て立場を変えて直人に突きつけたのです。

「私を捕まえたいなら、確実な証拠を持ってきてください」

領のこの台詞には、11年前の悔しさが詰まっているのです。


すごいねぇ・・・ 領さまは凄い。
どんだけ頭がええねん!!
彼の行動、言葉には、いちいち、いろんな意味が含まれていますね。

領さまのやってる事は、本当に イケナイ事 なんですが
やっぱり、この インテリジェンス には正直、萌えます・・・
  不謹慎でスミマセン・・・ (笑)




<bluemi's point !!!>

友人を殺したのは、兄。 
そして、その理由は友人が兄の妻と不倫していたから・・・
な〜んて、知るのは確かに辛すぎますね。

「楽しみですね。あなたが真実を知った時、どんな選択をするのか。」

11年前の事件のとき、息子のために真実を葬った父のように
直人が兄の罪を隠すとでも・・・?

それはきっと出来ないだろうし、やっちゃいけないことなんですよねぇ・・


さぁ、最後に領は・・・
 「もうすぐ・・・ すべて終わるよ。」 と言っております。


ここまで完璧に計画してきた領の行き着く最後の計画は、いったいどんなものか。
領はどういう結末を描いているのでしょうか・・・
直人との決着は・・・


  今週金曜日も 『魔王』 から目が離せない♡

         

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